ニラの種
写真は昨日(11月1日)撮影のニラの種です。
健康のために何かひとつハーブを植えるとしたら、迷うところですが和製ハーブです。サンショウやミョウガは季節モノなので、ひとつしか選べないなら、まあ、ニンニクでしょうね。しかしニンニクは本格的に畑で育てるもので、ちょっとしたスペースに気軽に植えるものではありません。そこで同じネギ属のニラです。
ニンニクやタマネギと共通する栄養素「流加アリル」が血液をサラサラにし、抗酸化作用、抗菌作用を発揮して老化や風邪を予防してくれます。健康にいいと分かっていても面倒なので食べないのがハーブですが、ニラなら味噌汁に入れるだけなので良さそうです。
地上から5~6センチ残して切ると、3~4か月で元に戻るのでまた収穫できます。年中収穫が可能で、古事記にも万葉集にも記述がある信頼のハーブです。庭やベランダがあれば育てられます。写真の種は自然に落ちて、来年春に発芽してくると思います。
生の葉で柿の葉茶を煎れてみたところ
桃栗三年柿八年と言いますが、この柿はそろそろ8年ですが、まったく花の咲く気配がありません。場所の都合で大きくすることができず、毎年落葉したら切り詰めています。とはいえ、柿の実だけが収穫物ではありません。夏には葉を摘み取って柿の葉茶や、柿の葉寿司を作ることができます。
ハーブティーは、ハーブを吊るして陰干しするだけですが、柿の葉茶は緑茶のように蒸して干します。少量を作るのにそこまでするくらいなら、まあいいか、という気持ちになるので、生(フレッシュ)のまま煎れたらどうなるか、試してみました。
湯約350ccに対し、柿の葉7枚採ってきて、千切りにしました。これをティーポットで5分蒸らしました。
結果は、残念ながらなんの味もしない透明な湯です。葉の量が少なかったという雰囲気ではなく、根本的にダメなようです。さらに一時間放置してから飲んでみると、色は変わらず、軽い青臭さと苦みが出て、旨くありません。
次に試すべきは、蒸さないで、ただ乾燥させるだけの柿の葉茶でしょう。
タイコンの種が実ってきました
ダイコンの種を実ってきました。まだ青く、一部に花も残っていますが、畑に播く分には十分な量が確保できそうです。
この後、莢や茎から少しずつ青みが抜けて、硬くなったら採種します。基本は採り播きです。採り播きとは、採った種をすぐに蒔くことです。もちろん保存して秋にも播きますが、自然のサイクルに準ずるなら、採り播きがもっとも自然です。
昨年、この採り播きに失敗しました。なぜか大きく育たなくて、少し大きめの二十日大根だと思って食べました。セイタカアワダチソウが生えていたので、これのアレロパシーを疑って、駆除しました。すると今年、ハルジオンとヒメジョオンが急に目立つようになりました。この二者は田んぼの畔の雑草の中でも普通に生えているので、雑草として残しても問題ないと思っていましたが、調べてみると、他の植物の生育を邪魔する強いアレロパシーを持つようです。ハルジオンやヒメジョオンを抑え込んでいたのはセイタカアワダチソウだったのかもしれません。今年、勢力が強くなりすぎない程度に駆除します。
カモミールの母本選抜
カモミールの花が咲き始めています。
去年のこぼれ種から発芽して育ったものです。紫蘇もそうですが、カモミールも一度蒔けば毎年収穫できる一年草ですが、そのままでは毎年香りが弱くなっていきます。そこで必要なのが母本選抜です。
カモミールは丈夫な植物ですが、よくアブラムシが付きます。同じ庭でもアブラムシの付く株と、付かない株があります。おそらく香りの強い株ほど虫を遠ざける力が強いと考えられます。だから虫のついた株は根本から切り倒します。
下はアブラムシがついた株です。
すみません。ピントがうまく合いません。黒い点のようなものがアブラムシです。他に緑色のものも確認できました。アブラムシぐらいで枯れる植物ではありません。でも子孫を残されては困るので、可哀想ですが早めに切り倒します。
カモミールはアブラムシに弱いという、分かりやすい欠点があるので、アブラムシの有無だけをスケールにできますが、ミントなどは虫に強いので、目印がありません。嗅いだり噛んだりしても、そのうち鼻がマヒして分からなくなります。困りものです。
サクランボを頂きました
近所の方からサクランボを頂きました。
サクランボは好きですが、サクランボの枝はもっと好きです。しかし庭にはサクランボほどの大きな樹を植えるスペースはありません。
でも庭にプラム(西洋スモモ)の樹があります。
まだ青いですが、実をつけています。
どうなるか分かりませんが、プラムの樹にサクランボの穂を接ぎました。
結果は後日報告します。