ウイスキーと語る

育てた作物でウイスキーを飲みたい。そんな願いから生まれたブログです。

4月12日のハーブ

4月12日時点のハーブの状況です。

 

下の写真はローズマリー。暑さにも寒さにも強い品種(ミスジェサップ)で、今年は冬が暖かかったせいか、冬の間もずっと花をつけています。花瓶に花と一緒に挿しておくと水が長持ちするくらい殺菌力の強いハーブです。

f:id:Studiotakeda:20200412135850j:plain

ローズマリー ミスジェサップ

 

次もローズマリー。スーパーで売られていたものを水挿しで発根させて庭に植えました。品種は不明です。同じローズマリーでもミスジェサップとは微妙に香りが違います。葉は太く、量も多く、全体的にボリュームがあります。

f:id:Studiotakeda:20200412135935j:plain

ローズマリー(品種不明)

 

下はメリッサ(レモンバーム)。飲み物や料理にレモンの香りをつけるときに用いるハーブです。畑ではレモンの香りで虫を追い払ってくれます。多年草で地上部は冬に枯れますが、これは最近芽吹いたものです。紅茶に浮かべたり、ハーブティーが主な用途です。

f:id:Studiotakeda:20200412140009j:plain

レモンバーム

 

これは月桂樹(ローリエ)の花。葉は古くなって見栄えが悪いですが、このくらいのほうが煮込んだときの香りが強くなります。新しい葉は香りが弱いけれど、出荷されるのは見栄えの良い新しい葉になります。雌雄異株で、雄株なら実はなりません。この株はどっちだったか分かりません。ブーケガルニには欠かせないハーブですが、大木になるため扱いが難しいのが難点です。

f:id:Studiotakeda:20200412140027j:plain

ローリエの花

 

下がオレガノ。もの凄く香りが強く、触るとしばらく指に残ります。左上の枯れかけた葉は去年のもの。収穫はまだ一か月ほど先になりそうです。わたしは葉を刻んでドレッシングに加えます。乾燥させたほうが使いやすいようです。だいたいのハーブは日陰に放置するだけでドライハーブになります。殺菌力の塊なので腐ることはありません。

f:id:Studiotakeda:20200412140044j:plain

オレガノ

 

下はセージといって、歯医者さんの匂いがするハーブです。主にソーセージ作りに使われる。畑の虫除けに植えています。あと二週間ほどで収穫が大きくなって、収穫できるようになると思います。大きくなった葉から摘んで、獣肉と一緒に包んでおくと鮮度が保てます。最強の殺菌力で、四人の泥棒の酢の一員です。

f:id:Studiotakeda:20200412140100j:plain

セージ

 

下はタイムです。これも畑の虫除けに植えています。ハーブティーやお菓子作りによく使われるハーブです。セージもタイムも常緑性小木で、多年草ではありません。ローズマリーやラベンダーもそうです。サシェ(匂い袋)の中身にもよく使われます。香りは甘く、海外では自分の香りにしている女性も多くいます。

f:id:Studiotakeda:20200412140114j:plain

タイム

 

ペパーミントです。芽吹いたばかりでまだ小さいけれど、先っぽを摘んで紅茶にいれたりします。またはお菓子を作る人がよく使います。

f:id:Studiotakeda:20200412143014j:plain

ペパーミント

 

イタリアンパセリです。一年半草で、これは去年の株です。初夏ごろ董立ちして、花を咲かせ、秋には種を残して枯れます。今年発芽した株もあるので、初夏以降はその株から収穫します。わたしがもっとも使うハーブです。みじん切りにしてカレーやチャーハンにかけます。日本の縮れたパセリより苦みが少なく、食用にはこっちのほうが優れています。ブーケガルニには茎が使われます。

f:id:Studiotakeda:20200412140153j:plain

イタリアンパセリ